
引用元:yahoo.co.jp
横浜の真金町(まがねちょう)
旧遊郭街で、現在でも特異な空気を放っているエリア
もちろん普通に、コンビニやチェーン店があって、通りを歩いている人たちもサラリーマンやOL風の人たちが多いけれど、他の街では見かけないタイプの人もチラホラ
横浜の老舗ミニシアター、ジャック&ベティや横浜シネマリンに向かう時には、通行人を観察しながら、かつての真金町を想像しながら歩いている
横浜、真金町にある「福寿老」
夫の市太郎(中尾彬)と上海から引き揚げてから、多恵(島田陽子)が「体を張って」大きくしてきたこの遊郭ホテルに、田舎の親に売られた二人の少女、美津(野村真美)と冬美(工藤夕貴)がやって来る
ふたりは、翌朝から食事の準備や掃除など、周囲に叱責されながら忙殺される
残飯を海に捨ててくるように言いつけられた冬美が、大きな桶いっぱいの残飯をぶちまけたところ、勢い余って自らも海に落ちてしまう
慌てて桟橋まで泳いだ冬美の足に、何かぶつかるものがあり、危うく溺れるところだったが、それは多恵の夫・市太郎の水死体だった
ミステリーの筋書きとしては、特別惹かれるものでもなかったけれど、福寿老の内装や、そこに出入りする客やホステスの身なりが興味深った
福寿老が、連続して起こる殺人事件によって、営業停止に追い込まれてしまう場面では、警察から「緊迫した事態(戦時中)にも関わらず、華美なサービスで云々、、」と言われてしまうが、それほど当時の一般庶民からはかけ離れた世界だったのだろう、と思うと、一目見てみたかったなあと思う
明日は、過ぎていく春を惜しむ作品をご紹介