
引用元:video.unext.jp
国籍を持たない(存在しないことにされている)子供たちにスポットを当てる
という目的で、「シーツで顔を覆った」子供の絵を描き、一躍有名な広告デザイナーになった田中(大迫一平)
所属しているデザイン会社で、テレビのインタビューを受けていたところに、見覚えのある顔が通り過ぎるのに気付いた田中は、その男性にエレベーターの前で声を掛ける
その男性は、美大の時の旧友の有作(ミネオショウ)で、卒業後は塾の講師をしていたが、それで食べていくには厳しく、妻が妊娠したこともあって、田中の会社に面接を受けに来ていた
互いに時間の余裕もなく、その場は簡単な会話で済ませ、田中はインタビューの続きに戻る
一方の有作は、面接で最近の自作をアピールしようと、持参したバッグから取り出すも、手に取った絵には学生時代に描いた「顔をシーツで覆われた」人物が描かれていた
恐らく、数年前に日本で起こった盗作事件をモチーフにしたと思われるストーリー
あの時は、ベルギーの劇場のロゴと似ていると指摘されたけれど、映画では国内、しかも学生時代の旧友からの盗作だと判明してしまう
最後までお人好しの有作には、ある意味相応しい妻で、こういう夫婦も居そうだと、妙に納得してしまった
盗作について言えば、「謝ったり、撤回すれば済むことなのか?」という点は、あの騒動の時から疑問のままではある
あれ程までに丸々コピーされた作品で、創作者として圧倒的な地位を確立してしまうのは、(未遂とはいえ、少なくとも数十億円レベルの)詐欺として刑事事件になっても(世が世なら)不思議ではないし、さらに不思議なのは、世界中の人が目にする作品(もちろんベルギー人も)だというのに、盗作だと見抜かれると思わなかったのだろうか、ということ
開催後に発覚していたら、多くの国民が恥ずかしい思いをしただろうなと想像すると、本当に恐ろしいことだと改めて思う
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