
引用元:eiga.com
話の内容も知らないのに、タイトルに惹かれて気になっていた作品
原作は、津村喜久子の小説
これを機に、彼女の小説(というよりもエッセイ)を好んで読むようになった
大学四年生の堀貝(佐久間由衣)は、春から地元の和歌山に戻って児童福祉士をすることに決まる
工場のバイトと卒論はあるものの、当分はゆとりのある生活を送る予定
卒論を書くための資料として多くの人にアンケートをお願いしている堀貝だったが、たくさん集めてくれた友人から「お礼に、ある授業に出席してノートをとって」とお願いされていたにも関わらず寝坊してしまう
教室に駆け込んだ時には、ちょうど授業が終わったところ
困った堀外は、初対面の猪乃木(奈緒)に頭を下げて、ノートを貸してもらう
同じ日の夜にノートを返し、そのお礼にと猪乃木を食事に誘ったことから、親密になったふたりは、人前では見せない「自分のカッコ悪い部分」などをさらけ出していく
大学生らしい頭でっかちさを持って、問題に真剣に向き合っている青臭さを、十分自覚しつつもがいている様子に、激しく共感しながら引き込まれてしまった117分
堀貝の髪が赤いのは、佐久間由衣本人のアイディアとのこと
観終わった今思うと(黒でも金でもなく)赤しかあり得ないと感じるくらい、堀貝のキャラクターを演出できている
大学四年生を描いた映画は数あれど、その中でも特に魅力的
もっと話題になっていい映画だと思う
そして、何かのお礼に食事を奢るのって(久しくやってないけれど)いいなと思う
明日は、伊丹十三監督作品をご紹介