
引用元:enjoycinema.net
かなり昔の話になるけれど、高校三年生の春休み(卒業直前)に、免許を取りに教習所へ通った
順調にコースを修了して、サクッと終わるなと安心して臨んだ卒検で、小さなミスを重ねて冷や汗をかいた記憶がある
命にかかわる大事なことではあるけれど、かかる時間と労力とお金を考えると、二度とお世話になりたくないところ
(自分がまだ若いという自覚もあって)教官の 小言 ご指導も比較的素直に聞けたから、つくづく18歳で取得して良かったと思う
能天気な大学生の清高(野村周平)は、ある日突然車の免許を取りたいと思いつく
そして、どこの教習所にしようかと考えながら自転車に乗っていたところを、ヤクザの組員たちの車に轢かれてしまう
高校を中退して数年、まだ免許も持っていない若手組員の轟(賀来賢人)に運転を任せていたこともあって、組員たちは証拠隠滅のために自転車を廃棄し、清高をトランクに入れて逃走
「轟にも運転を学ばせた方がいいだろう」と、山中にある馴染みの非公認教習所に行き、入学手続きをしていたところ、トランクからゴソゴソと物音がし、中から(まったく無事の)清高が出てくる
偶然にも轟と清高は同級生
特に仲が良かったわけではなく、会話をしたのは一日だけ
しかし、組員になるために中退した轟にとって高校生活で唯一話しかけられたのは(何も考えていない)清高だけ
という奇妙な関係
組員になるために中退という部分以外、現実にありそうな関係の薄さと、その割にはお互いの人柄を何となく理解できているところに、妙なリアリティを感じる
明日は、津村喜久子原作の映画をご紹介