
引用元:yahoo.co.jp
母が亡くなり、その葬儀の為に刑務所から一時的に保釈されたアンナ(タン・ウェイ)
認められた外出時間は72時間
それまでにバスでシアトルに行き、家族と再会し、葬儀に出席して、また刑務所に帰って来る必要がある
毎日、携帯に存在確認の電話が入ることになっていて、その電話に対応できなかった時点で、指名手配されてしまう
シアトル行のバスに乗り込み、座席で出発を待っていると、遅れて乗り込んできたアジア系の若い男性(ヒョンビン)が、「お金が足りないから30ドル貸して欲しい」と話しかけてくる
軽薄で面倒臭そうな男から、これ以上絡まれたくないアンナは、仕方なく30ドルを手渡すも、フンという韓国人だというその男は、バスの中でも執拗に話しかけてくる
DVで苦しめられてきた夫を殺害し、服役しているアンナは、(葬儀でも)誰にも心を開くことなく過ごしていたが、会場までついてきたフンが、親族と言い争いになったことで感情を爆発させ、それ以降僅かながらフンに心を開くようになる
そんなアンナの心情を反映するかのように、曇り空の続くシアトルの天候が印象的
「バッファロー66」の舞台ほどではないけれど、うんざりするくらい陰鬱な風景
2年後に出所したアンナが、カフェで待っている背後に、エンドロール(ロールではないけれど)が表示される最後の映像が、雰囲気に溢れている
明日は、大好きなシャーロット・ランプリングの主演作をご紹介