無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1328. 石門

 

 

久しぶり(でもないか)の武蔵野館にて鑑賞

 

資本的には日本映画だし、大塚竜治がホアン・シーと連名で監督を務めているけれど、舞台も演者も内容的にも中国映画

 

 

 

コロナが猛威をふるう直前の2019年の中国湖南省

 

20歳のリン(ヤオ・ホングイ)は単発の仕事でお金を稼ぎながら、フライトアテンダントを目指して勉強中

 

そんな中、産婦人科の診療所を立ち上げた母親が、死産の責任を追及され賠償金を要求されていたことが判明する

 

さらに悪いことに、卵子の提供のために検査を受けたリンは、自らが妊娠1カ月であることを知る

 

このままでは勉強を続けることもできず、また出産することも、中絶することも望まない彼女は、自分と両親を助けるために、あることを思いつく

 

 

 

 

148分間

 

少し引いた位置からの定点カメラで、音楽が流れることもなく、淡々と進んでいく独特の世界観

 

途中までは、登場人物に入り込む難しさを感じていたけれど、気が付いたら意識しなくなっていた

 

上映後、トークショーが企画されていたけれど、用事があって聞けなかったのが残念だった

 

 

 

明日は、2023年のフレンチ・フィルム・フェスティバルより

 

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