
久しぶり(でもないか)の武蔵野館にて鑑賞
資本的には日本映画だし、大塚竜治がホアン・シーと連名で監督を務めているけれど、舞台も演者も内容的にも中国映画
コロナが猛威をふるう直前の2019年の中国湖南省
20歳のリン(ヤオ・ホングイ)は単発の仕事でお金を稼ぎながら、フライトアテンダントを目指して勉強中
そんな中、産婦人科の診療所を立ち上げた母親が、死産の責任を追及され賠償金を要求されていたことが判明する
さらに悪いことに、卵子の提供のために検査を受けたリンは、自らが妊娠1カ月であることを知る
このままでは勉強を続けることもできず、また出産することも、中絶することも望まない彼女は、自分と両親を助けるために、あることを思いつく
148分間
少し引いた位置からの定点カメラで、音楽が流れることもなく、淡々と進んでいく独特の世界観
途中までは、登場人物に入り込む難しさを感じていたけれど、気が付いたら意識しなくなっていた
上映後、トークショーが企画されていたけれど、用事があって聞けなかったのが残念だった
明日は、2023年のフレンチ・フィルム・フェスティバルより