
引用元:amazon.co.jp
1992年公開
原題も「RESERVOIR DOGS」
Reserver(=貯水池)酒?に群がる犬(男たち)というニュアンスだろうか
いづれにしても「〇〇な男たち」のような邦題にならなくて良かった
クエンティン・タランティーノの長編監督デビュー作にして、脚本、出演作品
彼の渾身の第一球にふさわしいバイオレンス・アクション
まさしくここから始まった感に溢れた作品
「コロンブスの卵」的な要素に溢れていて、ファンにはたまらない作品だろう
マフィアの顔であるジョー(ローレンス・ティアニー)は、ロサンゼルスで大きなヤマ(宝石強盗)を狙い、自分の息子ナイスガイ・エディ(クリス・ペン)を含む精鋭6名を招集する
余計なトラブルを避ける為か、それぞれにホワイト(ハーヴェイ・カイテル)、オレンジ(ティム・ロス)、ピンク(スティーヴ・ブシェミ)などの仇名が付けられ、ジョーが考えた綿密な計画を基に動き始める
ところが、オレンジとホワイトが指定された場所に到着し、途中離脱したメンバーがいるという知らせが入ったところで雲行きが怪しくなる
初監督作品によくハーヴェイ・カイテルのような大物を起用できたなあ、と思い確認してみたら、タランティーノの自主製作を気に入ったハーヴェイ・カイテルが出演を申し出たとのこと
惹きつけたタランティーノもすごいけれど、ハーヴェイ・カイテルの人柄と映画への愛が感じられるエピソードだろう
いつも「もっと重厚な作品(役柄)を選べばいいのに」と思わせる、オーバースペックぶりも彼の魅力でもあると思う
明日は、武蔵野館で観た148分の作品をご紹介