無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1327. レザボア・ドッグス

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引用元:amazon.co.jp

 

1992年公開

 

 

原題も「RESERVOIR DOGS」

 

Reserver(=貯水池)酒?に群がる犬(男たち)というニュアンスだろうか

 

いづれにしても「〇〇な男たち」のような邦題にならなくて良かった

 

 

 

 

クエンティン・タランティーノの長編監督デビュー作にして、脚本、出演作品 

 

彼の渾身の第一球にふさわしいバイオレンス・アクション

 

まさしくここから始まった感に溢れた作品

 

コロンブスの卵」的な要素に溢れていて、ファンにはたまらない作品だろう

 

 

マフィアの顔であるジョー(ローレンス・ティアニー)は、ロサンゼルスで大きなヤマ(宝石強盗)を狙い、自分の息子ナイスガイ・エディ(クリス・ペン)を含む精鋭6名を招集する

 

余計なトラブルを避ける為か、それぞれにホワイト(ハーヴェイ・カイテル)、オレンジ(ティム・ロス)、ピンク(スティーヴ・ブシェミ)などの仇名が付けられ、ジョーが考えた綿密な計画を基に動き始める

 

ところが、オレンジとホワイトが指定された場所に到着し、途中離脱したメンバーがいるという知らせが入ったところで雲行きが怪しくなる

 

 

 

 

初監督作品によくハーヴェイ・カイテルのような大物を起用できたなあ、と思い確認してみたら、タランティーノの自主製作を気に入ったハーヴェイ・カイテルが出演を申し出たとのこと

 

惹きつけたタランティーノもすごいけれど、ハーヴェイ・カイテルの人柄と映画への愛が感じられるエピソードだろう

 

いつも「もっと重厚な作品(役柄)を選べばいいのに」と思わせる、オーバースペックぶりも彼の魅力でもあると思う

 

 

 

明日は、武蔵野館で観た148分の作品をご紹介