引用元:amazon.co.jp
1967年のアメリカ映画
原題は「WAIT UNTIL DARK」
直訳といえば直訳だし魅力的な邦題ではあるけれど、ストーリーの内容からすると違和感はある
半世紀以上も親しまれてきた邦題に、今さら何か言えるわけでもないけれど、多くの日本人はもっとロマンティックな作品を想像したのではないだろうか
モントリオール発、ニューヨーク行きのエア・カナダ
ひとりの女性が、人形の中にヘロインを詰め込み密輸する
JFK空港に到着したところで、同じ便に搭乗していたカメラマンのサム(エルフレム・ジンバリスト・ジュニア)は、見知らぬこの女性から人形を預かる
サムは不審に思いながらもそのまま人形を自宅に持ち帰る
そのヘロインは女が犯罪グループから奪ったもので、空港ロビーで身の危険を感じた女が咄嗟に手放したものだった
犯罪グループのロート、カルリーノ、そしてマイク(リチャード・クレンナ)は、ヘロインを取り返そうと、サムのアパートを突き止め訪ねる
生憎、サムは外出中で、妻のスージー(オードリー・ヘプバーン)が対応するも、彼女は目が見えないことから、三人は人形のありかを聞き出そうと、サムの旧友や刑事になりすます
まったく60年代にはセキュリティ(エア・カナダの手荷物検査も目視のみ)や防犯意識のかけらもない、牧歌的な時代だったのだなあとつくづく思う
それだけに、X線や検疫探知犬などが導入されるまでの犯罪は、結構な成功率だった?
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