無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1300. ラースと、その彼女

引用元:amazon.co.jp

 

2007年のアメリカ映画

 

これまで何度も ↑ のポスターや、オススメ映画として挙げられているのを目にしてきたけれど、「何となく気持ち悪そうで(失礼)」敬遠してきた作品

 

しかも、ライアン・ゴズリングは「ハーフネルソン」や「ドライヴ」、「ブルー・バレンタイン」他も観て、よく知っている俳優なのに、↑ の男性が彼だとは気づいていなかった(そのくらい直視していなかった)

 

そしてエミリー・モーティマーも出演している

 

この二人は、頭の中で不思議と、同じ「面倒臭そうだけれど、嫌いではない」という括りに存在していて、それならば観ないワケにはいかない、と鑑賞

 

 

 

兄夫婦が暮らす家の、ガレージを改装した部屋にひとりで住んでいるラース(ライアン・ゴズリング

 

26歳になる彼は、ハンサムで人当たりも良く周囲から好かれていたが、極度な人見知りで、特に女性に対しては失礼なほど距離を取ってしまう

 

そのことを残念に思う義姉のカリン(エミリー・モーティマー)は、何とか克服させようと、僅か数メートル離れた自宅での食事に誘うも、いつも理由を付けて断られてしまう

 

ところが、そんなラースがある日「ネットを通じて知り合った彼女を紹介したい」と言われ、兄夫婦は驚きつつも大喜び

 

早速、食事を用意して招き入れるも、やって来たのは車椅子に乗った(載せた?)ビアンカという人形だった

 

 

 

何年か前、人形と一緒に旅行する日本人男性をニュース映像で知った

 

その人は、宿の予約をとるのにも「二名で」と告げ、食事も二人分、観光名所を訪れては一緒に写真を撮っていた

 

映画の中で、ラースは「ビアンカの様子がおかしい」と叫んだりして周囲を困らせるけれど、迷惑が掛からない範囲であれば本人の自由でもあるし(ペット等と比べても)理解の境界線を引くことは難しい

 

 

明日は、ミュンヘンで起こった事件を再現した映画をご紹介

 

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