
引用元:yahoo.co.jp
津川雅彦主演の、16分のショートムービー、というのに惹かれて鑑賞
彼が演じるのは、郊外の団地で一人暮らしをしている孤独な老人・豊重
その近くにアッバスという名のアラブ系の男性(ハミッド・メッハリ・シーラマード)が入居してくる
豊重にとっては、転居初日から物音の煩い「異国から来た男」が、迷惑であり脅威でしかない
理解できない言葉で電話したり、仲間を読んで騒いだり、ゴミを外に散らかしたり、、毎日コンビニ弁当だけを食べて部屋に籠っている豊重にとっては、大きなストレスだった
そんなある日、団地中に大きなサイレンの音が響き渡る
ショートムービーならではの「予想される結末、プラス α」があるのだけど、ココにはもちろん書けない
もうひとつ、ショートムービーならではの「作品の中で描かれていないもの」、例えば言葉の通じない異国に来る決断をする経緯とか、もし自分が海外で一人暮らしするなら、等々、いろいろ考えさせてくれる作品だった
監督は三宅伸行
サラリーマン時代の彼は、残業で遅くなっても必ず映画を観ていたという
ある日、気に入った作品について「3つのロケーションしかない」と気づき、自分にも始められると、その週末にビデオカメラを購入したという
次回は彼の長編映画も観てみたい
明日は、ずっと前から気になっていた作品をご紹介