無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1299. サイレン

引用元:yahoo.co.jp

 

津川雅彦主演の、16分のショートムービー、というのに惹かれて鑑賞

 

 

彼が演じるのは、郊外の団地で一人暮らしをしている孤独な老人・豊重

 

その近くにアッバスという名のアラブ系の男性(ハミッド・メッハリ・シーラマード)が入居してくる

 

豊重にとっては、転居初日から物音の煩い「異国から来た男」が、迷惑であり脅威でしかない

 

理解できない言葉で電話したり、仲間を読んで騒いだり、ゴミを外に散らかしたり、、毎日コンビニ弁当だけを食べて部屋に籠っている豊重にとっては、大きなストレスだった

 

そんなある日、団地中に大きなサイレンの音が響き渡る

 

 

ショートムービーならではの「予想される結末、プラス α」があるのだけど、ココにはもちろん書けない

 

もうひとつ、ショートムービーならではの「作品の中で描かれていないもの」、例えば言葉の通じない異国に来る決断をする経緯とか、もし自分が海外で一人暮らしするなら、等々、いろいろ考えさせてくれる作品だった

 

 

監督は三宅伸行

 

サラリーマン時代の彼は、残業で遅くなっても必ず映画を観ていたという

 

ある日、気に入った作品について「3つのロケーションしかない」と気づき、自分にも始められると、その週末にビデオカメラを購入したという

 

次回は彼の長編映画も観てみたい

 

 

明日は、ずっと前から気になっていた作品をご紹介

 

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