
引用元:amazon.co.jp
終戦間近の瀬戸内海に浮かぶ島での話
小さな開業医を営んでいる赤城(柄本明)は、何でもかんでも肝臓炎と診断するという理由で、島民から「カンゾー先生」と呼ばれていた
しかし、赤城は肝臓炎について1500もの実証データを基に研究し、軍医による誤った方針でブドウ糖の使用が制限される中、研究を続け確信に迫っていく
そんな中、「少しはまともな仕事をする様に」と頼まれて看護婦として雇ったソノ子(麻生久美子)が、近所にいた脱走兵を赤城医院に匿ってしまう
聞けばそのオランダ兵・ピート(ジャック・ガンブラン)が「ドクトル、ドクトル」と呻いているのを聞いて、治療が必要だと思ったと言う
医師としての判断で(軍医には報告せず)赤城はオランダ兵の治療にあたる
壮絶な取り調べ(拷問?)による外傷はあるものの、腕の骨折以外は数日で回復していき、ピートは歩けるようになる
ドイツ語で赤城と会話もできるピートは「徴兵される前はレンズの技師だった」と言い、赤城が使っている顕微鏡の調整を買って出る
それによって更に研究が進む中、近所に住む患者の様子がおかしいという電話が入る
129分の作品ながら、監督の今村昌平の父親も開業医だったということもあり、相当の思い入れを込めたオリジナルは、3時間を超える大作だったとか
配給会社の要請で約1時間分をカットしたことになるけれど、なるほど終盤の展開に「詰め込み感」がある
できればオリジナルをいつか観てみたい
明日は、初々しい西島秀俊が観られる作品をご紹介