引用元:kappa-lady.net
俳優や監督の養成学校、ENBUゼミナールによるシネマプロジェクト作品
山間部の川沿いにある民宿に生まれ、家業を手伝っている次男坊の浩二(青野竜平)
この田舎の町で生まれ育ち、一度も引っ越しすることなく暮らしてきた
民宿は宿泊客も、昼間の食事客もあって、地味な観光地の割には繁盛していたのに、ある日父親(近藤芳正)が突然連れてきた派手な女と駆け落ちしてしまい、浩二が経営する羽目になる
しかも、頼りにしていた女性社員にも辞められてしまい、途方に暮れていたところに、川で溺れている(様に見えた)ミホと名乗る女性(郷田明希)が、浩二に助けられた流れで、民宿に住み込みで働くことになる
ミホに惹かれた浩二は、何も素性を明かさない彼女を不思議に思いながらも、このままずっと民宿の手伝いをして(そして一緒に暮らして)欲しいと願うようになる
知らないキャストやスタッフによる作品ながらも、悪い意味での手作り感は(映像にも演技にも)無く、安心して最後まで楽しめた
最後はトタバタ喜劇風な展開になるものの、それまでは終始穏やかな優しさに包まれた趣のある作品
時にはいつもと違う邦画が観たい、という方にオススメ
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