
引用元:filmarks.com
原題は「Dogfight」
時は1963年のサンフランシスコ
明日の朝には出征する海兵隊員のエディ(リヴァー・フェニックス)は、仲間の三人(みなファミリーネームの頭文字がBであることから、自分たちを4Bsと呼んでいる)と一緒に街に繰り出し、ドッグ・ファイトというゲームを始める
それは「誰が一番ブスな女の子をパーティーに連れてこられるか」を競うゲーム
エディも何人かにトライしたものの上手くいかず、諦めてコーヒーショップに入る
その店の奥では、他の客に背を向けて聞こえないように小さな声でギターを弾き語る女性の姿があった
ローズというその女性(リリ・テイラー)は、店のオーナーである母親の手伝いにウェイトレスとして働いていた
エディは、ローズに声を掛け、(まだ初心者のローズの)ギターの腕前を褒めながら、何とかパーティーに誘い出すことに成功する
結局、悪趣味なゲームの趣旨がバレてしまい、ローズはエディを罵倒し、家に帰ってしまう
元々、ローズに声を掛けた時からゲームに参加することを躊躇していたエディは、自らの行いを後悔し、ローズの家に謝りに向かう
明日出征するエディにとって世界を変えることは戦争であり、ボブ・ディランやジョーン・バエズに憧れてギターを弾き語るローズと意見が食い違うシーンが印象的
また、ベトナムからエディが帰還した時には、街にヒッピーが溢れているところもサンフランシスコらしい
日本では劇場未公開(2003年にDVDがリリースされている)
明日は、三代にわたる家業についての作品を紹介します