無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1179. 恋愛小説家

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引用元:amazon.co.jp

 

1997年のアメリカ映画

 

本作でジャック・ニコルソンヘレン・ハントがアカデミー主演男優賞と主演女優賞を受賞し作品もヒットしたけれど、鑑賞したのは数年後だった

 

その間に「恋愛適齢期」が公開されたり、中高年の恋愛をテーマにした映画と勝手に混同したりもして

 

「あれ?この作品って観てなかったっけ?」

 

という感じで数年後に鑑賞

 

今回、良い感じで詳細を忘れた頃合いかと再び観てみた

 

 

 

 

マンハッタンのマンションに暮らす小説家のメルヴィン(ジャック・ニコルソン)は、

傲慢で短気、しかも協調性に大いに欠ける問題人物

 

極度の潔癖症で、行きつけのレストランにも使い捨てのフォークとナイフを持ち込み、その理由を店内で公言するほど「非常識で迷惑な」常連客ではありながら、ウェイトレスのキャロル(ヘレン・ハント)は大のお気に入りで、いつも彼女にしかオーダーしない

 

そんなメルヴィンは、マンションの隣人である画家サイモン(グレッグ・キニア)を快く思っておらず、彼がゲイであることを皮肉っていた(この辺りの表現も97年当時はまだ許されたのだろう)

 

そして彼が飼っている犬のバーデルも、潔癖症のメルヴィンにとっては迷惑な存在でしかない

 

そんなある日、サイモンが自宅で強盗に襲われる

 

顔にも深い傷をいくつも負ってしまい、絵を描く意欲も失った彼は経済的にも窮地に陥る

 

メルヴィンは渋々預かることになったバーデルの世話をし、いつものレストランに行くのにも連れて行った

 

店を休んでいたキャロルについて他の店員に尋ねると、息子が喘息の発作を起こしてしまったが、医療保険に加入していないせいで医者に診せることもできず困っているという

 

メルヴィンはキャロルが居ないと自分が食事できないという理由で(自分の負担で)彼女の家に最高の医者と看護師を差し向ける

 

そのことに対してキャロルは感謝しつつも、不自然で過剰な親切に戸惑いを感じる

 

その頃、退院したサイモンはリハビリ生活をしながら元の生活に戻ろうとするも破産してしまい、長い間嫌っていた両親にお金を借りるためにボルチモアまで行くことになる

 

成り行きで同行することになってしまったメルヴィンは、キャロルに一緒に行こうと誘う

 

 

 

 

 

「そりゃあ、これに影響された作品がたくさん作られるわけだわ」

 

と思わせくらいに、バランスよく仕上がっている作品

 

こういうテーマの作品としては、ひとつの完成形だろう

 

 

サイモンを演じたグレッグ・キニアを前にどこかで観た気がして調べてみると「リトル・ミス・サンシャイン」のお父さん役だった

 

 

三人が車でボルチモアに向けて出発するシーンで、この日のための音楽セレクションを何枚かのMD(?)に用意してきたメルヴィンが最初に流した曲が、ヴァン・モリソンの「Days Like This」

 

音が流れ出してスグに、そのサウンドとメロディそしてヴォーカルの味わい深さで気分が高揚する(上がり過ぎない)、長距離ドライブの始まりに最高の選曲だ

 

メルヴィンのマンションの部屋にはレコード、CD、そしてカセットテープが並んでいる何とも羨ましい(タイトルをひと通りチェックしなくなるような)光景だった

 

スマホで音楽を再生されても映画的には絵にならない

 

 

明日は、ジョーカー フォリ・ア・ドゥを観る前に(後でも)観て欲しい作品をご紹介