引用元:video.unext.jp
昨日の夕方、出張から帰ってきました
今回の行き先はミラノ
暑くも寒くもない、穏やかな気候が続いて、心地よい一週間
現地で体験したことや機内で観た映画については、また書いていこうと思います
原題は「Brotherhood of Justice」
邦題は、似たようなタイトルの戦争映画があるので困ります
1986年(38年前!)のキアヌ・リーブスが楽しめる
↑ の写真の通り、甘いマスク
ではあるけれど、その後の渋みはまだ見当たらない
「スタンド・バイ・ミー」で不良グループのリーダーを演じた、キーファー・サザーランドも出演しているけれど、こちらは逆に「成長したなあ」と
いやいや、この二作品はどちらも1986年の公開だった
まったく勝手な感想(笑)
デレク(キアヌ・リーヴス)は、裕福な家庭に育ち、高校でもアメフト部の主将でクウォーターバックを務め、美しい彼女クリスティ(ロリ・ロックリン)とも順調という、何一つ不自由ない生活をしていた
ところが最近、彼が通う高校で、校舎のガラスが割られたり、スプレーで落書きされたり、物が壊されたりする問題が連続していた
校長からの曖昧に自助努力促す話もあって、デレクは仲間たちと自衛団を結成する
素行の悪い生徒をリストアップして、順に制裁を加えていくつもりが、仲間たちは最初の成功で味を占め、ナイフや拳銃まで持ち出してくる
面白かったのが、デレクが許可なしで校内放送を始めるシーン
「お前たちが悪いことをしても、俺たち自衛団(Brotherhood of Justice)が見てるぞ」
「〇〇をしても、△△をしても見てるんだからな!」とまくしたてる
英語だと、Every XXX you did となり、ポリスのヒット曲「見つめていたい(Every Breath You Take)」の歌詞そっくり
バンド名がポリスというところにも、デレクたちが調子に乗っている様子が見てとれる
そんな彼らをヒーロー扱いする学生も多くいたが、同時に懸念を示す者も多く、クリスティとの仲もぎくしゃくし始める
ジャスティスという言葉には何の罪もないのだけれど、こうした話(正義感のエスカレート)が多すぎて、すっかり印象が悪くなってしまった
「え、ここで終わり?」
というエンディング(最近、よく遭遇)
本作公開の2年前にテキサスの高校で実際に起きた事件をもとにしている
明日は、二人一役の映画を紹介します