無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1150. ザ・ブラザーフッド

引用元:video.unext.jp

 

 

昨日の夕方、出張から帰ってきました

 

今回の行き先はミラノ

 

暑くも寒くもない、穏やかな気候が続いて、心地よい一週間

 

現地で体験したことや機内で観た映画については、また書いていこうと思います

 

 

 

 

原題は「Brotherhood of Justice」

 

邦題は、似たようなタイトルの戦争映画があるので困ります

 

1986年(38年前!)のキアヌ・リーブスが楽しめる

 

↑ の写真の通り、甘いマスク

 

ではあるけれど、その後の渋みはまだ見当たらない

 

スタンド・バイ・ミー」で不良グループのリーダーを演じた、キーファー・サザーランドも出演しているけれど、こちらは逆に「成長したなあ」と

 

いやいや、この二作品はどちらも1986年の公開だった

 

まったく勝手な感想(笑)

 

 

 

デレク(キアヌ・リーヴス)は、裕福な家庭に育ち、高校でもアメフト部の主将でクウォーターバックを務め、美しい彼女クリスティ(ロリ・ロックリン)とも順調という、何一つ不自由ない生活をしていた

 

ところが最近、彼が通う高校で、校舎のガラスが割られたり、スプレーで落書きされたり、物が壊されたりする問題が連続していた

 

校長からの曖昧に自助努力促す話もあって、デレクは仲間たちと自衛団を結成する

 

素行の悪い生徒をリストアップして、順に制裁を加えていくつもりが、仲間たちは最初の成功で味を占め、ナイフや拳銃まで持ち出してくる

 

面白かったのが、デレクが許可なしで校内放送を始めるシーン

 

「お前たちが悪いことをしても、俺たち自衛団(Brotherhood of Justice)が見てるぞ」

 

「〇〇をしても、△△をしても見てるんだからな!」とまくしたてる

 

英語だと、Every XXX you did となり、ポリスのヒット曲「見つめていたい(Every Breath You Take)」の歌詞そっくり

 

バンド名がポリスというところにも、デレクたちが調子に乗っている様子が見てとれる

 

そんな彼らをヒーロー扱いする学生も多くいたが、同時に懸念を示す者も多く、クリスティとの仲もぎくしゃくし始める

 

 

 

 

ジャスティスという言葉には何の罪もないのだけれど、こうした話(正義感のエスカレート)が多すぎて、すっかり印象が悪くなってしまった

 

「え、ここで終わり?」

 

というエンディング(最近、よく遭遇)

 

本作公開の2年前にテキサスの高校で実際に起きた事件をもとにしている

 

 

明日は、二人一役の映画を紹介します

 

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