引用元:filmarks.com
2012年の作品ながら、劇場公開はされなかった
そうした作品を集めた上映イベント「お蔵出し映画祭2015」のグランプリ、及び観客賞受賞作品
幼い頃に母を病気で亡くし父子家庭で育ったさくら(小西真奈美)は、中目黒の美容院を一緒に営んでいる真(吉沢悠)と籍を入れ、近いうちに式を挙げようと準備中
結婚前から一切父の話をせず、式にも呼ばないつもりだというさくらに対し、真はもちろんのこと同僚や真の母親までが諭すように促すも、さくらは頑なに拒否する
そんなある日、何年も疎遠だった父(石橋蓮司)が、結婚式の招待状と庭で育てたトマトを持って美容院を訪ねる
以前、映画を観る時には「好みや主義主張はさて置き、丸飲みする覚悟」という話をした
とはいえ、回収されない大きな伏線や消化不良を抱えたまま60分経ち、70分経ちという状況になると、さすがに
「まさか、このまま終わらないよな?」
と言う不安がもたげてくる
とはいえ、こちらとしては残り時間に解決されることを期待して観続けるしかないのだけれど、既に何作か観た監督の作品ならともかく、馴染みのない制作陣による作品の場合は、さらにスリリング
本作は、まさにそれを体感させてくれた
桜がきれいな時期の目黒川の映像も堪能できる
明日は、若き日のキアヌ・リーヴスが楽しめる作品を紹介します