引用元:amazon.co.jp
2013年のアメリカ映画
邦題は「Night Moves」
これは主人公たちが手に入れるボートの名前なので、邦題の「 - スリーパーズ」というのは、わざわざ言い換えても尚、意味不明で理解に苦しむ
過激な環境保護論者のジョシュ(ジェシー・アイゼンバーグ)とディーナ(ダコタ・ファニング)は中古のボートを購入して、ハーモン(ピーター・サースガード)に届ける
その途中、夜道の脇に倒れている鹿を見て、ジョシュは車を停めて鹿(そのお腹には子供がいた)を道端の低地に転がす
二人がハーモンに届けているボートは、環境を破壊しているダムを爆破するためだった
海軍に居たハーモンは爆弾を製造に詳しく、彼の指示によって大量の肥料を購入し(さすがに危険物の購入はおいそれとはいかない)、簡易的な爆弾を作る
それをボートに積み、計画通りにダム諸共爆破してしまう
犯行後、ハーモンとふたりは互いに連絡を取り合うこともやめようと決めて別れる
その翌朝、ジョシュが農場に顔を出すと、同僚たちがダム爆破のニュースについて話していた
どうやら近くでキャンプをしていた男性の行方がわからないらしく、ジョシュそしてディーナは激しく動揺する
地味なストーリーながらじわじわと圧迫してくるものがあった
冷静に考えると、三人は最初からかなり危ない橋を渡っていて、ある意味順当に(?)追い詰められていく
正義感というものはその名の通り正義を信じて行動するだけに、立ち止まって考えることもなく時として突っ走ってしまうところが恐ろしい
映画にもこうした人物はよく登場するけれど、それくらい実社会にも数多く存在するということだろう、、気を付けよう
明日は、いざという時に役に立つ(?)お父さんをご紹介