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ヨーロッパ横断特急(TEE = Trand Europ Express)に乗り込んだ映画監督と製作チームの計三名は、移動中に一本の映画の構成を練り始める
パリからベルギーのアントワープまで、コカインの密輸に向かう一人の男・エリアスを中心に、製作チームがシナリオを何度も書き直しながら作り上げていく「現実」と、エリアスが運び屋の任務を全うしようとする「虚構」、そしてその様子を傍観するエリアス自身という、複雑な構成
その割に分かりやすく、ラストのひと捻りも秀逸
「この女優の表情良いなあ」とか
「このカット、絵になるなあ」とか、構成以外でも冷静に鑑賞してしまう作品
もちろん欧州鉄道が好きな人にもお勧め
明日は、ダメな大人についての映画をご紹介