引用元:yahoo.co.jp
またまたフレンチ・フィルム・フェスティバルから
山の中の一本道で、バスが事故に遭うところから始まる映画
周囲には何もなく、レッカー車が救援に来るまでに1時間半はかかるという状況
運転手は「とにかく救援が来るまでここでおとなしく待ってください」と繰り返すばかり
病院の予約を入れていたルパは、携帯電話で「予約の時間には間に合わないこと」、そして予約を延期されないように「できるだけ早く病院に行く」旨を告げる
ルパの他にも、時間の余裕が無い男性が、運転手の指示を無視して最寄りの町まで歩き始める
少しだけ迷ってから、ルパもその男性の後ろについて歩き始める
ルパを演じるのはポリーヌ・ロリラール(Pauline Lorillard)という「マリアンヌ」で主役を演じた俳優
常に不満を抱えていそうな(失礼!)表情が、少しエミリー・モーティマーにも似ているけれど、彼女のイメージよりもややワイルドな人物を演じている
それにしてもバスの事故に縁のある俳優だ
映画は、「最悪の展開」を描いた、まるでダルデンヌ兄弟の作品を思わせておきながら、ごく自然な流れでふわっとした映像を一瞬挟むことで「現実じゃないかもよ」というメッセージを発する(そして後半はそちら側の世界に、、)
明日も、フレンチ・フィルム・フェスティバルから、マルセイユが舞台の映画を!