無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

548. 家族ごっこ

sf:id:desertislandmovie:20210517090733j:plain

引用元:Yahoo.co.jp


2015年のオムニバス映画

 

観始めてすぐに

 

これ、前に観たかも

 

となり、さらに少しして

 

いや、知ってる話だけど観てない

 

となり、「少し前に木下半太の小説を読んだ」ことに気付くまで、さらに数分かかった

 

 

 

10-20代の頃から「よくあること」とはいえ、時々自分の記憶力が心配になる、、

 

ひとつ言い訳をすれば、映画タイトルは「家族ごっこ

 

読んだ小説、そしてオムニバスの第一話は「鈴木ごっこ

 

 

 

40代くらいのサラリーマンらしき男性(小木茂光)、もう少し若そうな女性(霧島れいか)さらにもう少し若いサングラスをした男性(斎藤工)、そして学生らしき冴えない青年(柄本時生)の四人が、アパートのリビングに集まっているシーンから始まる

 

 

四人とも多額の借金が返済できずこの場に集められた四人は

 

助かりたければ、一年間鈴木として、ここで生活しろ

 

という指令を受けている

 

赤の他人、しかもそりの合わなさそうな四人が、役割設定を決めながら、何とか生活を始める

 

四人にはもう一つのミッションがあり、それは

 

「お隣の夫人(筒井真理子)を口説き落とすこと」だった

 

 

 

小説では「ラスト数行であなたはきっと驚く」と宣伝されいる

 

その後の思わぬ展開も、例によって小説を読んだ記憶もいい塩梅に消えていて、しっかり楽しめた

 

この他、(原作が小説なのかもわからないけれど)「佐藤家の通夜」、「父の愛人たち」、「貧乳クラブ」、「高橋マニア」もコンパクトに楽しませてくれる

 

確か「鈴木ごっこ」も、新幹線に乗る時に買ったけれど、同じような感覚で「今から〇〇分、気楽に楽しみたいなあ」という時に最適

 

 

 

明日は、デジタル修復された60年代のフランス映画を