無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

546. さらば、わが愛 / 覇王別姫

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引用元:amazon.co.jp

 

先日、LINE BLOGサービス終了のニュースが発表された

 

来月末(3/30)には、記事の投稿、編集、コメントも出来なくなるという

 

「昨今のインターネット市場の変化に伴い事業の選択と集中を行うべく」

 

という理由らしいのだけれど、ユーザーの気持ちが伝わって来る悲しいニュース

 

こんなタイミングで書くのを止めないで、他の(出来ればはてなブログ)で継続して欲しい

 

 

 

 

1993年の中国映画

 

京劇役者の人生を通じて近代中国を描いた大作

 

1920年代の北京

 

女郎の私生児の小豆子は京劇の養成所に連れてこられる

 

体罰の横行する厳しい稽古や仲間からのイジメの洗礼を受けながらも、石頭という名の兄貴分が助けてくれたお陰で何とか養成所での生活をスタートさせる

 

やがて小豆子は石頭に特別な想いを抱き始める

 

そして成長したふたりは小豆子が程蝶衣(レスリー・チャン)、石頭は段小楼(チャン・フォンイー)という芸名を名乗り、養成所を脱走した時に観て感動し、叱られるのを覚悟で養成所に戻ることになった思い出の「覇王別姫」で共演し、スターになる

 

石頭は女郎の菊仙(コン・リー)と結婚するが、小豆子は石頭への想いと自らの生い立ち(女郎の母に捨てられた)から菊仙に対抗し、石頭との共演も拒絶してしまう

 

小豆子はパトロンから性的な要求を受けたりすることもあったが、日中戦争が激しくなる最中、日本軍の将校にも気に入られてしまう

 

ある日、小豆子の衣装をいつまでも身に着けている将校に向かって石頭が暴れ、捕らえられてしまう

 

愛する夫を助けたい菊仙は、嫌われているのを承知で小豆子の元に行き「夫を助けてくれたら私は夫と別れて遊郭に戻る」と伝え、小豆子は将校の前で舞を披露し石頭を助ける

 

その後、菊仙は約束を反故にして京劇を辞めた石頭と堅気の生活を送り、小豆子はアヘンに溺れていく

 

 

 

京劇も日本軍占領下で、そしてその後の中国共産党からの扱いに揺れ動いていく

 

その中で何とか適応して生きていこうとする石頭と、周りがどうであろうと石頭と一緒に生きていきたい小豆子

 

近代史を学ぶ前に本作を観ると効率が良いかも、とさえ思ってしまう

 

観応え充分な171分

 

 

 

今回は二回目の鑑賞

 

確か2010年に北京に旅行した際、京劇を観に行く前の予習として、鑑賞したのが最初

 

映画にも満足したし、実際の京劇にも感動したけれど、今回の鑑賞で(久しぶりで詳細を忘れていたこともあるけれど)より鮮明に理解できた気がする

 

 

 

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