引用元:filmarks.com
2019年公開
いくつかの実話を元につくられたオリジナルの脚本でつくられた作品
山形県のある町で、ひとりの少年が姿を消した
雪の降る日、友達の家からの一本の電話が入る
「忘れ物をしたみたいだから、今から取りに行ってくる」
といって家を飛び出した弟
幼い弟が安心な様に「ついて行ってあげなさい」と母親に頼まれた兄の一希(永瀬正敏)だったが、追いかけている途中で弟を見失ってしまう
普段から評判の悪かった近所の女性、江藤早奈江(菜 葉 菜)が容疑者として取り調べを受けるも黙秘を貫き、決定的な証拠もなく釈放され、早奈江はそのまま行方不明となる
そして30年が経ち
ジャーナリストの木立(井浦新)が、早奈江の娘、早百合が住んでいる場所の情報を得る
木立は一希と共に、30年前の事件の真相を求め早百合に近づく
菜葉菜の初主演作品
過酷な環境で育ち、歪みを抱えているなかなか難しいキャラクターを見事に演じている
106分の作品
それまでの点と点が結び付くラストシーンにあと15分も費やせば、もっと深みのある話になったかもしれないと思うと少し勿体ない気もする