引用元:cinemarche.net
2018年アメリカ映画
ヒットマンのロイ(ベン・フォスター)は、ボスから依頼された仕事で危うく命を落としそうになる
手下を数人始末し、その場に囚われていた女性ロッキー(ダコタ・ファニング)を救出しながら何とか一瞬のスキを突いて脱出に成功するも、ボスに裏切られたショックは大きく、ガルヴェストンという街まで逃げそこでしばらく身を隠そうとする
ガルヴェストンに向かう途中、ロッキーは実家のあるオレンジ郡に寄りたいと言い、そこで幼い妹ティファニ-を継父から奪い三人で行動を共にする
ガルヴェストンの街で数日過ごしている間に、ティファニーを奪った際に継父を射殺していたことや、ティファニーは妹ではなく、継父にレイプされ生んだ娘であることなどを知ったロイは、(まだ19歳と若く、やり直しが効く)ロッキーには、真っ当な人生を送ってほしいと思うようになる
表面的にはスリラー映画だけれど、大筋としてはロイがロッキーを救おうとするドラマとも捉えられるし、カテゴライズの難しい作品
ロイと食事に出掛けたロッキーが、バンド演奏の曲に合わせて踊るシーンが印象的
最初はひとりでフラフラと身体をくねらせるようにして踊り、そこからロイの手を取り「優しく強引に」一緒に踊り始める
8年前の「SOMEWHERE」で父親とプールで戯れるシーンを思い出した
監督は「オーケストラ!」など多くの作品に出演しているメラニー・ロラン