引用元:amazon.co.jp
1970年のアメリカ映画
舞台は西部開拓時代の砂漠の真ん中、砂金堀りのケーブル(ジェイソン・ロバーズ)はふたりの仲間に裏切られ、水筒と馬を奪われてしまう
ふたりはケーブルをその場に置き去りにし、去って行った
残された、というよりも裏切られたケーブルはそれから三日間、一滴の水を得ることもできず、意識朦朧となりながら砂漠を彷徨い続けた結果、奇跡的に湧水を発見する
街に出掛け、登記所で手持ちの全財産である2ドル50セントでその土地の権利を手にしたケーブルは、給水所を作って一儲けしようと画策する
70年製作の割には(?)結構ラフな作りで、B級映画感に溢れていながらも、独特の捨てがたい魅力がある
コーエン兄弟が好きそうな作品、といえば分かり易いだろうか
「ガルシアの首」、「ゲッタウェイ」、「ワイルド・バンチ」などのサム・ペキンパー監督自らがマイ・ベスト・フィルムとした作品でもある
こういう作品に遭遇する確率は低いけれど、これがあるから映画鑑賞はやめられない