無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

310. さらば青春の光

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引用元:eiga.com

 

1979年のイギリス映画

 

2019年に40周年を迎え、デジタルリマスター版がリリースされたので、何(十)年振りに鑑賞

 

今となっては歴史的な存在意義が、作品の価値の大半を占める(特に一度観ている人については)けれど、それでも魅力的な作品

 

 

 

舞台は1964年のロンドン

 

若者の間ではグリースで髪形を整えライダースジャケットを着たロッカーズと、スクーターに乗りシックな服装を着こなすモッズで敵対していた

 

モッズであることを信条としているジミー(フィル・ダニエルズ)は、広告会社でのメール係という仕事にも、口うるさい両親との同居生活にも幻滅していた

 

モッズの仲間デイブ(マーク・ウィンゲット)たちとアンフェタミンをキメて、パーティーでバカ騒ぎしたりロッカーズとの喧嘩に明け暮れていた

 

 

ロッカーズとの抗争は、報復に次ぐ報復の応酬がブライトンの街でピークを迎え、警察が出動する事態にまで発展する

 

ジミーは、前から気になっていたステフ(レスリー・アッシュ)と路地裏に逃げ込み、そこでセックスする

 

通りに戻ってみると騒動は勢いを増していて、ジミーはその場で逮捕されステフとも離れ離れになってしまう

 

 

 

 

今回は何も意識せずに「冷静に」鑑賞(さすがに一度鑑賞済みのいいオトナが熱く魅入る作品でもないだろう)したせいで、

 

「果たしてこれはアメリカのヒッピーや日本の学生運動などと比べるものなのか?」

 

などど余計なことを考えてしまった

 

失業率の高さや、国や政府やオトナへの不満、日々の閉塞感や退屈

 

理由やタイミングは違えど、どの国でも若者が暴れる時代があった

 

その中でも、イギリスの場合は暴れる理由と同じくらいにファッションや音楽に思い入れがあって、それが後の世代をも惹きつけるのだろう

 

日本の場合は、暴れる為の大義名分に固執したせいで次世代からは理解されず

 

アメリカの場合は上の世代への反抗心が、いつの間にか独自の理想郷的なコンセプトに変わっていく

 

こうした違いにもそれぞれの国民性が反映されているようで面白い

 

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