引用元:Yahoo!映画
1974年のアメリカ映画
映像の色合いから70年代臭がプンプンするけれど、ストーリー上は1930年代のロサンゼルス
私立探偵のジェイク(ジャック・ニコルソン)のところに、モーレイ夫人と名乗る女性が、夫の浮気調査を依頼してくる
ジェイクが調べたところ、ダムの建築技師であるモーレイには、彼の娘に見えるくらい若い恋人がいることの他に、新しいダムの建設は地盤が緩く危険なため反対の立場ととっていること、また義理の父で有力者のノア・クロス(ジョン・ヒューストン)と対立していることが分かった
ところが、依頼された浮気の事実についてのみ報告をまとめていたところ、その事実が新聞にスクープされてしまい、モーレイ夫人(フェイ・ダナウェイ)が弁護士と一緒にジェイクの事務所に乗り込んできて、名誉棄損で訴えるという
しかも、その夫人の姿は、先日調査を依頼してきた人とは別人だった
更に、新聞にリークされた疑念を晴らそうとモーレイの元を訪ねたジェイクは、モーレイが溺死体で発見される現場を見てしまう
最初は単なる浮気調査だと思っていたのに、もっと重大な事件に引きずり込まれていくジェイク、、観ているうちに同じようにストーリーに引き込まれる
個人的には、事件に深入りし過ぎたジェイクが二人組の男にナイフで鼻を切られる(!)シーンが苦手で困ったのと、最後チャイナタウンでのシーンが若干突飛に感じられる点以外は本当に良く出来た作品
先日約30年振りに鑑賞して、改めてナイフのシーンで目をつぶってしまった