無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

275. 捨てがたき人々

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引用元:Yahoo!映画

 

2014年の公開

 

原作はジョージ秋山の漫画

 

、、とは知らずに鑑賞して

 

「小説が原作の映画ともまた少し違うテンポなんだな」

 

と何とも呑気な感想

 

 

 

狸穴勇介(まみあなゆうすけ、大森南朋)は、仕事にも生活にも疲れ、生まれ故郷の五島に帰ってくる

 

しかし働く気も無ければ他にやりたいことも見当たらず、毎日を無為に過ごしている

 

日課と言えばノリ弁を買いに弁当屋に行くことくらいで、ある日そこで顔に痣のある女性、京子(三輪ひとみ)に出会い、無理やり関係を持ってしまう(←普通に犯罪)

 

 

新興宗教に傾倒し、他者を救いたくてしかたがない京子は、乱暴されたにもかかわらず勇介に救いの手を差し伸べ、不思議な同棲生活を始める

 

 

 

 「彼女がその名を知らない鳥たち 」にも同じようにだらしない人たちが登場するけれど、彼らは都会に住み、社会の中で(立ち位置を意識して)狡猾に生きている

 

一方、勇介や京子たちはといえば、対照的に開放的な自然に囲まれているせいか不潔な印象は薄く牧歌的

 

 

保証の無い暮らしを送っている両作品の登場人物たちは、いまを必死で生きているようにも、またいつも我慢が足りなくて暮らしが向上仕様がない様にも見える

 

どういう生活を送りたいのかは人それぞれだし、要は自分が思うようなスタイルに(運命や大事件などではなく、思いの外自身の決断で)落ち着いているような気もする

 

他人の生活に「生き難いだろうな」などど思うのは違うのかもしれない

 

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