引用元:amazon.co.jp
通路にはこれまで上映してきた作品の数々
ここで観た作品はそれほど多くはないけれど、ひとつひとつ思い出しながら眺めた
館内の写真も
短編特集ということで、まずは若い男女が二人っきりで過ごしたいのに良い場所が見つからずに困る様子をコミカルに描いた「四月」で始まり
製鉄所で火の粉を浴びながら、そして轟音の中で働く男たちの様子を収めたドキュメンタリー「鋳鉄」に続き
最後に、国内の4つの地方で異なる合唱を放牧の様子や魚釣りをする人たち、楽しそうにパンや絨毯作りをする女たち、そしてカメラの前で記念写真を撮られるみたいに立ち尽くす人たちの映像と共に、フィルムに収めた「ジョージアの古い歌」という三本
これら短編が作られた当時は、フルシチョフからブレジネフの時期になる
ドキュメンタリー映画としてはもちろん(これだけのクウォリティで映像が残っているのは)歴史的価値も高いだろう
ジョージアの駐日大使も岩波ホールに(複数回!)足を運んでいるようで、こうした劇場が閉館になってしまうことが本当に残念