引用元:filmarks.com
英国映画協会(British Film Institute = BFI)が発行している「sight and sound」が選ぶ TOP 100 Greatest Films of All Time というランキング
見ていると、というか1位から表示されているから、いきなり目に入ったのだけれど、本作が栄えある第1位!
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ゴッド・ファーザー」、「ニュー・シネマ・パラダイス」、「ショーシャンクの空に」などの作品が1位に選ばれているランキングだと(2位以下も何となく想像がついてしまって)見る気になれないけれど、本作が1位だと、2位以下はどんな作品が並んでいるんだろう?と興味が湧く
実際に2位以下に選ばれている作品も(ほかのランキングとはひと味違って)面白いので、興味のある人は是非ご覧あれ
1958年のアメリカ映画
ヒッチコック作品を観始めた頃の鑑賞だったこともあって、最初に観た時には例の階段を見下ろすカメラワークに「(58年の作品にしても)原始的だなあ」と冷ややかに観ていたけれど、それだけ映像機器の限界を監督のアイディアでカバーしていたということだろう
自分を助けようとして同僚が転落死してしまったことによる精神的なショックから、高所恐怖症になってしまったジョン(ジェームズ・スチュアート)は、警察を辞める
そんなジョンの元に旧友のエルスターが現れ、自分の妻マデリン(キム・ノヴァク)の素行調査をしてほしいと告げる
聞けば、彼の妻は曾祖母の亡霊のせいで、おかしな行動をとっているという
早速、ジョンは尾行を開始するも、マデリンは尾行中に突然海に身を投げてしまう
歴代ランキングの1位が相応しい大作というわけではないけれど、よく出来た娯楽作品として本作が選ばれているのも英国らしくて面白い