無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

234. 仄暗い水の底から

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引用元:amazon.co.jp

 

珍しくホラー映画を

 

 

2002年の公開 

 

松原淑美(黒木瞳)は、幼い娘、郁子の親権を、別れた夫(小日向文世)と争っていた

 

これまで子供に対してさして関心を示してこなかった元夫が、親権を求めてきたことや、自分が過去に精神を患ったことなど、不利になる情報を弁護士に伝えていたことを知り、取り乱す

 

そして引っ越し先や仕事探しなどにも忙殺され、淑美は次第に追い詰められていく

 

無事に就職先も決まり、歩いて行ける距離に住まいも見つかったものの、建物は古く、雨のよく降る時期のせいか陰鬱な印象は拭えなかった

 

案の定、天井のシミから雨漏りし始め、また上の階から子供の足音が聞こえたりしてきたのを管理人室に掛け合うも、ヤル気の無い管理人からはまともな対応もなく、、

 

 

 

 

 

ホラー映画は(そんなに怖いと思ったことがないので)普段は観ないことにしている

 

今回は少しでも恐怖感を煽ろうと夜中に観始めたのが功を奏したのか、或いは本作の出来の良さに因るものなのか醒めることなく最後まで楽しめた

 

 

それにしても陰鬱なシーンが多く、やたらと大雨が降っていて、マンションもオフィスも幼稚園も薄暗く、観ていると(恐怖心よりも)閉塞感にやられてしまいそうだった

 

梅雨のある日本ならではのホラー映画(でも梅雨どきには観たくないなあ)

 

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