無人島シネマ

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223. 七人の侍

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引用元:Yahoo!映画

 

1954年の公開

 

1952年に公開された「生きる」に続く、黒澤明監督作品

 

常に名画ランキングの上位で、海外からも高く評価されている作品とあって「いつか観なきゃ」と思いつつ(自分の好みではない気がして)後回しにしていた

 

 

 

戦国時代末期、戦いに敗れて野盗と化していた野武士たちは、農村にやってきては横暴な搾取を続け、農民の生活は極限まで困窮していた

 

このままでは飢え死にするしかない農民たちは、最後の手段として野武士と戦うことを選択し、侍に助けを求めようとあの手この手で浪人たちに声をかける

 

 

 

戦いのシーンも存分に楽しめるけれど、そこに至るまでの前半のストーリーがしっかりして(そして本作なりの笑いも含まれて)いて、200分を越える大作ながらも途中でダレることなく楽しめる

 

観終わってぼんやり考えたのは、

 

「皆が食べるために必死な時代に、道徳的な教育もなく、ましてや戦で勝った負けたを繰り返していると、何が正義で自分がどう振る舞うべきかという判断や、この時代に生きる者としての尊厳を維持するのも難しいだろうなあ」

 

ということ

 

侍たちを突き動かしたのも「農民を救いたい」という正義感もあるだろうし、戦に負けてその日暮らしの生活を続けることへのやり場の無い怒りなのかもしれないし、もしかするとご褒美に白米を食べられることだったのかもしれない、、、おそらく理由はひとつではなかったんだろう

 

「本当の勝者は農民」

 

という台詞にもいろいろと考えさせられる 

 

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