無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

218. エリックを探して

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引用元:Yahoo!映画

 

2009年のケン・ローチ監督作品

 

 

もちろん労働者階級の日常を描いてはいるけれど、いつもよりコメディ感強め

 

いろんなことが上手く行かず、人生に絶望している郵便局員のエリック(スティーブ・エベッツ)は、7年前に出て行った妻の連れ子ふたりと三人で生活している

 

上の子はギャングの仲間とつるんでいる様子で心配が絶えないし、下の子も言うことを聞かず学校を休んでばかり

 

エリックの働きぶりもいい加減で、ある日仕事中に不注意運転で交通事故を起こしてしまう

 

自暴自棄になったエリックは、上の子が床下に隠している大麻を吸ってしまう

 

朦朧とする意識の中で、部屋に貼られている憧れのヒーローであるサッカー選手エリック・カントナに話しかけていると、突然目の前に本物のカントナが現れる

 

 

 

 

マンチェスター・ユナイテッドエリック・カントナが本人役で出演

  

ちなみに本作の中で、

 

仕事や結婚相手は変更することができるけれど、応援するクラブチームは変えることができない」という台詞がある

 

それほどまでに狂信的な英国人のサッカー好きは微笑ましくもあるけれど、そんな彼らはスタジアムではなく、近所のパブで浴びるほどビールを飲み大声を張り上げながら応援している

 

パブでビールを何杯も飲めるお金は持っているのに、それ以上にチケットの価格が高くてスタジアムには行けないという悲しい状況

 

これまでプレミア・リーグや、リーガ(エスパニョーラ)、リーグ・アンブンデスリーガセリエA、と欧州サッカーを観戦してきたけれど

 

「日本から遥々来たんだから、、」という勢いで大枚(好カードになるとJリーグの年間チケットよりも高くなる)をはたいてきたけれど、これが日本だったら馬鹿らしくて買わない(買えない)金額

 

メッシやロナウドのようなスター・プレイヤーが年に何十億も稼ぐのは、夢のある話ではあるし、中東や中国からビッグ・マネーを集めるのもこのご時世仕方のないことかもしれないけれど

 

「生涯、ユナイテッド!」

 

と誓っているファンがスタジアムで観られないのはどうかしている 

 

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