引用元:Yahoo!映画
先週「好きな漢字二文字の映画10選」を挙げてみたけれど、こういうお題はネタが尽きない
次は音楽系でと「好きなベース(ソロ)の曲10選」をやろうとしたけれど、リンク先のベース音が弱すぎて(というかほぼ聴こえない)のは余りにも悲しいので
「好きなギター(ソロ)の曲10選」
にしてみる
超絶テクのギタリストによるソロよりも、ヴォーカリストが弾く様な曲にフィットしたギターが好みなので、必然的に「曲が好きだからそのギターも」という10選になってしまった
まずはこれぞ「歌メロ系」ギター・ソロをふたつ
① Todd Rundgren「I Saw The Light」ソロは1:53辺りから
② Nick Lowe「Cruel To Be Kind」1:48辺りから Dave Edmondsによる演奏
さらにポップソングにおける「ツボをおさえた」究極のギター・ソロという意味ではこの二曲
③ Prince「KISS」2:17辺りから
④ George Michael「FAITH」2:39辺りから Hugh Burnsによる演奏
④も含めてしまおうかと迷った「カントリーテイスト溢れる」ギター・ソロでは
⑤ Emmylou Harris 「Luxury Liner」1:00辺りからの第一ソロと2:00辺りからの第二ソロ いづれもAlbert Leeによるもの(この辺りはザ・ギタリスト的でテクニカルなソロ)
音源が見つからなかったので惜しくも番外となったのは Bo Gumbosの「カーニバル」
ゲスト・ギタリスト徳武弘文によるこれぞカントリー・ギター(これぞテレキャスター)的なソロが聴ける
Apple Music等で聴ける方は是非2:24辺りからのソロをご堪能あれ
よりポップな薄味カントリーでは
⑥ Fairground Attraction「Perfect」1:58辺りからMark E. Nevinによるソロ
曲にフィットしたソロはアドリブの要素が少なく作り込んだ演奏になるせいか、このライブ映像のように「もういっちょう(あと1コーラス弾いて)」と言われても困る
続いてアコースティック・ギターによるソロでは
⑦ 憂歌団「嫌んなった」内田勘太郎によるソロは0:58辺りながらも曲中も同じパターンのフレーズが聴ける
ちなみに憂歌団のギターでマイベストは「ひとり暮らし」
こちらも音源が見当たらず、、聴ける方は是非スタジオ盤ではなく「生聴59分!」に収録されている(2:25辺りから)方を!
内田勘太郎が弾いているギターはピックギターというアコースティックの中のひとつだけれど、オーソドックスなアコースティック・ギターによるソロはコチラを
⑧ Tom Waits「Old Shoes」ソロは1:45辺りから
そして最後に「泣きのギター」的なエモーショナルなソロをふたつ
⑨ Sunblime「Santeria」軽く泣いている五音音階(ペンタトニック)の基本的なソロは1:43辺りから
⑩ The Band「Unfaithful Servant」トリはRobbie Robertsonによる渾身のプレイ 3:12辺りから
すっかりロックな気分になったところでデニス・ホッパーの作品を
1977年の西ドイツ・フランス映画
ハンブルグに住む額縁作りの男、ヨナタン(ブルーノ・ガンツ)と、そのアメリカの友人、トム・リプリー(デニス・ホッパー)のストーリー
「太陽がいっぱい」を書いたパトリシア・ハイスミスの同名小説が原作、、それでリプリーという名前なのか、と納得
「太陽がいっぱい」ほどにクライム・サスペンス感は無くて、実際の犯行もズブの素人による単純なものだけれど、ヴィム・ヴェンダースらしく全体がロード・ムービー仕立てで、ハンブルグ、ニューヨーク、そしてパリの美しい映像と雰囲気に溢れている
この後「ベルリン・天使の詩」に出演するブルーノ・ガンツ、「都会のアリス」「まわり道」「さすらい」の三部作にすべて出演したリサ・クロイツァーなど、ヴィム・ヴェンダース監督作品でお馴染みの俳優がここでキャスティングされている
普段の(サスペンスの要素抜き)ヴィム・ヴェンダースの世界観が好きだから、本作はちょっと味付け濃く感じてしまう