無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

202. 追想

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引用元:Yahoo!映画

 

2017年のイギリス映画

 

 

舞台は1962年、夏のロンドン

 

歴史学者を目指しているエドワードと、バイオリニストのフローレンスは結婚する

 

生まれや育ちが違うふたりではあったが、お互いの愛情を確信していた

 

ネムーンは、チェシル・ビーチ

 

原題が「On Chesil Beach」というところからも、ここをハネムーンの宿泊先にしたことは意義深いのだろう

 

 

美しい砂浜(実際には砂ではなく小石)が続く海岸

 

夕食の間、ふたりは子供を授かることについて話し合う

 

積極的なエドワードに対して、慎重な姿勢のフローレンス

 

男女の考え方の違いなのか、育ちのいいフローレンスの考え方を、庶民的なエドワードが受け入れられないのか、会話はまったく噛み合わず気まずい雰囲気になってしまう

 

 

確信した愛情は何だったのか?

 

とも言いたくなるけれど、どちらかが簡単に引き下がれる話でもない

 

かといって

 

どっちが悪いのか?

 

という話でもないし、そのまま放っておける問題でもなく唯々同情してしまう

 

個人的にはどちらが妥協するべき、というよりも結婚生活を続けるならどちらが妥協するしかない、という感想はあるけれど(ネタバレというワケでもないけれど)ここでは書かないでおこうと思う

 

しかしその妥協は些細なものではないし、突き詰めれば「この人で良かったのか?」という大前提が崩れてしまいそうな話ではある

 

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