引用元:Yahoo映画
今週のお題「サボる」
コロナ禍で鑑賞してきた映画を忘れないように、と続けているblogではあるけれど元々継続が苦手なタイプ
コンスタントな投稿を続ける自信もないので、サボり防止策というワケでもないけれど最近は隔日の朝7時過ぎに予約投稿している
幸い鑑賞済み(そして書き留めたいと思う)作品はたっぷりあるし今でも書き留めるよりも鑑賞するペースの方が早いから、投稿が途切れないよう予約すれば長く続けられそうな気がする
と同時に、鑑賞してから書き留めるまでに間隔が空き過ぎると(細かい記憶がすっかり抜け落ちて)書けなくなってしまうので、書き留めるペースを上げて行かないとこの先行き詰まる様な気もする
ちなみに次回は(つまらないこだわりで)例外的に明々後日の朝7:58にアップします
2005年、ウディ・アレン初のロンドン撮影
アイルランドでの貧しい生活を乗り越え、テニスでプロになったクリス(ジョナサン・リース=マイヤース)は、選手としてのキャリアに見切りをつけて、格式あるロンドンのテニスクラブでコーチを務めることになった
そのテニスクラブで、上流階級のトム(マシュー・グッド)と親しくなり、彼の家族との食事やオペラ鑑賞に誘われるうちに、妹のクロエ(エミリー・モーティマー)に好意を持たれ付き合う様になる
クロエとの交際も順調、仕事もトムの父の会社に引き抜かれたりと、恵まれ過ぎた環境を楽しみながらも、トムのフィアンセ(スカーレット・ヨハンソン)にダメだと理解していながらも惹かれていく
観始めてからしばらくは、犯罪サスペンスの王道ストーリーを、ウディ・アレンがお気に入りの女優を使ってロンドンで撮影した(だけの?)作品
という不安に駆られたけれど、しばらく観ていると
「ネットにかかったテニスボールが、手前に落ちるか相手コート側に落ちるか」
という瞬間をラストシーンにうまく絡めてきたり「太陽がいっぱい」など往年の名作へのオマージュを感じさせたりというテクニックで惹きつける
実のところウディ・アレンもスカーレット・ヨハンソンも好みではないのだけれど(そのせいかウディ・アレンが彼女を好んで起用することは妙に納得)こうした表面下のギラギラした世界を描くのには最高のコンビかもしれない
ちなみに、クリスがクロエの口添えで、父親の会社で働くことになるオフィスは、30セント・メリー・アクスというビルで「ガーキン(若いキュウリ)」と呼ばれている
若いキュウリと言われてもピンと来ないけど、ピクルスに使われるコレ(↓)だ
そして実際のビルがコチラ(↓)
「ラブ・アクチュアリー」や「名探偵コナン」でも登場する有名なビル
本作ではオフィスで働いているシーンもあるので、ビルの中の様子もうかがえる