無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

136. 最強のふたり

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引用元:Yahoo!映画

 

大ヒットした2011年のフランス映画

 

何しろフランス人の1/3が観てあの「アメリ」の動員数を越えたというのだからすごい

 

もちろん日本でもヒットしたから、CMやポスターをみて(作品は観ていないのに)既に観た気になっていた

 

それからしばらくして機内で一度、最近になって二回目の鑑賞

 

 

 

パラグライダーの事故で全身(首から下)麻痺になった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護者を探していた

 

候補者のひとりとして、面接に来ていたスラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は、実のところ採用される気がまったく無く、失業保険金を受け取るために必要な不採用通知をもらいに来ていたのだった

 

ところがフィリップは(お金持ちの気まぐれなのか、或いは介護経験者からの憐みの目で見られることにウンザリしていたのか)未経験の彼を採用してしまう

 

こうして「介護に不慣れで不躾なドリス」と「偏屈で気難しいフィリップ」のパートナーシップが始まる

 

 

実話をベースにしたストーリー

 

違反スピートでドライブ中にパトカーに追われ、停車後に発作のフリをしてことなきを得るシーンは、現実のフィリップも警察に追われた時のために人工呼吸器をロールス・ロイスに置いてあることに着想のヒントを得たもので、大事故を起こしたパラグライダーに再び挑戦したのも事実

 

現実の介護者はアラブ系の男性で、介護した期間は10年だったこと以外は実話に忠実に作成されたらしい

 

ちなみに、現実のフィリップは「ポメリー」というシャンパンメーカーの重役

 

 

ポメリーは由緒あるシャンパンメゾンで、それまでシャンパンといえば甘口でデザートワインとして食後に飲まれたいたものを、マダム・ポメリーの考案で食前や食事中にも楽しめるようになった

 

ランス(シャンパーニュ地方)にあるポメリーのドメーヌ(館)には、美術館のように絵画が飾られ、地下30m(階段で116段)にあるカーヴにシャンパンが貯蔵されている

 

 

2015年にパリに行った時に、予定外の出来事の影響で丸一日スケジュールが空いてしまい、ポメリーをはじめ三つのドメーヌの見学に行くことができた

 

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ドメーヌの正門

 

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正門を入ったところ この地下にカーヴ(熟成庫)がある

 

見学した時点で本作を鑑賞済みだったにもかかわらず、現実のフィリップの存在について知ったのが見学後だったのは残念だけど、後に興味ある点と点が繋がるというのも面白い

 

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