引用元:Yahoo!映画
2000年の香港映画
60年代の香港、大家さんが経営するレストラン(というか大衆食堂)の奥に各部屋があるアパートに、同じ日に二組の夫婦が引っ越してくる
ジャーナリストのチャウ(トニー・レオン)と、その隣に越してきたチャン夫妻の妻(マギー・チャン)は、お互いのパートナーが不在がちなせいか、家を出入りする時など何かと顔を合わせることが多い
しはらくしてチャウは、自分の妻が隣の夫と不倫していることに気づく
ウォン・カーウァイ監督作品の割には落ち着いた大人な雰囲気
「IN THE MOOD FOR LOVE」という英題がぴったり
性的な描写や感情的なセリフはないのに、相手を想う気持ちがすごく伝わってくる、上品な色気のある、いつかもう一度観たい作品
英BBCが選ぶ21世紀の映画ベスト100では、堂々の2位
10. No Country for Old Men (Joel and Ethan Coen, 2007)
9. A Separation (Asghar Farhadi, 2011)
8. Yi Yi: A One and a Two (Edward Yang, 2000)
7. The Tree of Life (Terrence Malick, 2011)
6. Eternal Sunshine of the Spotless Mind (Michel Gondry, 2004)
5. Boyhood (Richard Linklater, 2014)
4. Spirited Away (Hayao Miyazaki, 2001)
3. There Will Be Blood (Paul Thomas Anderson, 2007)
2. In the Mood for Love (Wong Kar-wai, 2000)
1. Mulholland Drive (David Lynch, 2001)
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ちなみに4位の「Spirited Away」は、「千と千尋の神隠し」
スピリティッドって!
心も身体も連れ去られる様子が伝わってくる英題ではあるけれど
「千と千尋」は何処へ?
という連れ去られ感もあるナイスな英題