無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

108. 恋する惑星

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1994年の香港映画

 

最近三回目の鑑賞

 

 

公開の翌年くらいに本作を初めて観た時、アジア映画については歴史やアクションものを除いてほとんど知らなかった

 

それが理由なのかわからないけれど、強烈な印象で今でも特別な位置に存在する作品

 

 

 

 

刑事223号(金城武)は、失恋のショックで冴えない毎日を過ごしていた

 

そんな日々から抜け出すために、その夜に出会った女性に声を掛けようとバーに入り、売人の女(ブリジット・リン)と出会う

 

一方でハンバーガー・ショップで働くフェイ(フェイ・ウォン)は、店長から常連客である刑事633号(トニー・レオン)宛ての封筒を預かる

 

その封筒は彼の元カノからのものだったが、633号のことが気になっていたフェイは封筒に入っていた彼の部屋の鍵を使って忍び込んでしまう

 

 

 

 

ファッションも映像も音楽も「新しいもの」と「古いもの」が混在していてそこに無理がない、、、日本には無いバランス感が新鮮だと思った

 

何でもすぐに「古臭く」なって捨ててしまう日本の方がどうかしている

 

そうとは思わなかった当時の自分が愚かしい

 

 

 

7、8年前、懐かしのシネマート六本木で「ウォン・カーウァイスペシャル」と題して、本作と「天使の涙」を上映した際に観に行った

 

なぜかこの作品を観ると、90年代に自分の身の回りで起こったことを思い出してしまう不思議なパワーのある映画

 

 

90年代のヒット作としては、「ダイ・ハード」、「ゴースト」、「レオン」などが挙げられるのだろうけれど、アジア人としては、「月はどっちに出ている」、「スワロウテイル」、そして本作に、より強い90年代臭を感じる