引用元:amazon.co.jp
2014年の中国映画
深圳の下町でネットカフェを営むティエン、三歳の息子ポンポンと二人で暮らしている
元妻のジュアンは深圳に出て来てから仕事で成功し、今は別の旦那といい暮らしぶりをしているが、週に一度はポンポンと過ごしていた
そんなある日、ジュアンが勤務中のティエンの元にポンポンを返した後に行方不明になってしまった
ティエンは警察に向かい事情を説明するも、24時間経過しないと事件として扱ってもらえないと言われ、自分たちで探し始める
息子は見つからず、ティエンはジュアンに罵倒される
その後は、ふたりであらゆる手段を使って息子を探し始めるも、寄せられる情報は人違いばかりか中には報奨金目当ての詐欺をはたらこうとする者までいた
時が経ち、ふたりとも憔悴していく中、ティエンはジュアンを同じ環境(子供を奪われた人たち)にいる親たちの集いに連れて行き、精神のバランスを保とうとする
失踪から三年が経った2012年の夏、安徽省にポンポンがいるらしいという情報が入り、安徽省の農村に向かう
そこでついに息子を見つける
ところが6歳になったポンポンは両親を覚えておらず、強奪するような形で息子を抱え上げたまま逃げ去ろうとしたところを村民たちに捕まり、駆け付けた警察に取り押さえられる
調査の結果、育ての母親ホンチンの死別した旦那に幼児誘拐の犯行履歴があることがわかり、ポンポンは無事にふたりの元に帰ってくる
中国では、幼児誘拐が1日平均50件(立件される数だけでも)あるらしく、売買される市場価格は平均で8万~10万元(140万~170万円)という
本作にもあるように発生から24時間は警察が動けないことなどから、複数の市民団体が捜索の為の情報共有やメンタルケアなど様々な活動を行っている
それにしても、1日 平均50件って、、